大モン口文化。山東省出土。
温酒・水器。流は先端が尖り長く、頚部は長く扁平な帯状の把手が付き、三つの袋状の足がある。
この器種は大モン口文化の特徴的器物。キの形状は、鳥に似ており、東夷族が鳥をトーテムとしていたことを表わしている。三つの太く大きな袋足は絶えることなく滋養をもたらしてくれる母親の乳房を思い起こさせる。
中に水や酒を入れ、脚の下に火を入れて温める器として用いられたものであろう。
横四囲をめぐって付けられた波状突起両側面に2ヶ付けられた取手など普通形状と相違した珍しい形。無傷も嬉しい。
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