龍山文化。 黒色磨研土器の代表的器形であるワイングラス形。上部の杯部と下部の脚部を別々にロクロ引きして結合。厚さは、0.5〜1.0ミリメートル前後で極めて薄く、卵殻土器ともいわれる。薄い黒陶は欠け易く、割れ易いので素地上に細かな粘土を用い、低温度でよく焼き締めるよう工夫されている。脚部のすかし模様、全体の造型は洗練された感覚を示す。