GK-739 玉きょう
時代: 新石器時代  、サイズ: 高さ 8.5cm×横 8.7cm×厚み 1cm
価格: \
紅山文化(BC4000〜BC3000)。
良質白玉材を用い、翼を広げて飛翔するきょうの姿に作られている。足先には簡単な数本の陰線で爪を描き、両翼には羽毛文が刻まれている。鷹にも似て、目を浮き彫りした輪で表現。背面の頭部よりのところには小さな円孔が並び、両穴は斜めに通じており、底に紐を通して佩飾りとして用いたとも考えられる。祖先がきょうを熱心に崇拝していたのであろう。大空を自由に飛ぶ鳥たちは、いつ見ても神々しかった。人間はその空を飛ぶというかなわぬ夢を玉鳥に託したに違いない。

参照 : GK-584







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