GK-678 出廊玉壁
時代: 前漢時代  、サイズ: 高さ 29cm×横 20cm×厚み 1.8cm
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大壁の上部には双龍で支えられた小壁が装飾される。大壁の中には回転する壁が嵌め込まれている。大壁の外周と小壁の外周には文字が刻され、回転壁は3匹のち龍の尻尾が支えとなり回転する。青玉が局部褐色化。
中国人が愛した宝石はきらきら光るものではなく、潤いのある、落ち着いた、暖か味のある玉であった。古来それは奇しき霊力が有るとされた。「清明の玉気は能く神と通ず」といわれ、玉は人間と霊界とを媒介するものとされていた。壁は玉器の中で最も地位が高く、鼎に次ぐものとされた。

参照 : GK-598







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