GK-247 双獣面鏤彫龍紋壁
時代: 戦国末〜漢時代 、サイズ: 長さ 14.3cm×横 10.5cm
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中央丸環の中に龍を外環との間には上下に装飾された獣の手足を模様化して透彫とし、上下に獣面を出廊彫刻する珍しい形状壁。中央の龍は漢代瓦当に同態様で持って表現されていることから、四神のうち東方の守り神=青龍を表わしていると知れる。
鏨の削りは稜を鋭角に、体表面を斜めにと漢代独特の力強い彫琢技術を見せ、良質ホータン白玉は淡緑・深緑・白濁に変化し玩味が有り美しく撫玩に足る。中央青磁の形状は西漢南越王墓出土の著名な壁にも鏤彫されており、流行し玉壁に定式化される。優れた作行きの品。おそらく玉佩の中心部分に繋がれた環であろう。金属器にもない凝り固まった力を見せる龍の姿と、質感に似合わない涼やかな音。これらは身に付けた者にしか理解できない味わいであろう。
動乱の相次いだこの時代に完成された造型感覚は、中国の工芸芸術上の重要な要素と構成原理となり、その後の中国の歴史を通じて芸術表現の特色ある形式を残すこととなる。

参照 : GK-188






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