片膝を立ち半屈みする人物が、蟇蛙と言われる怪獣を抱く造型。眼鼻立ち・手指・頭髪の編目・衣文の模様、そして驚くことに靴底の模様までも細微な刻がなされ、除余の表情も生き生きとしている。頭頂から下まで貫通する穴があることより、佩であったと知れる。茶褐色の玉が湿潤と風化より、斑点渦と成っている。漢玉にはない強烈な力強さでもって、古代玉の魅力を横溢している。食人?と言われる後ろ足で立つ虎が大口を開けて前に抱えた子供を飲もうとしている形の青銅器が西周初期の品として知られるが、共通した雰囲気が有る。香港著名玉収蔵家より強奪。類品を見ない。古玉の虜となる魅力を放つ。熟坑。
参照:GK-051 |