| 時代: 春秋戦国時代後期 、サイズ: 長さ 17,5cm × 縦 8,5cm |
価格: \  |
内面に渦文(穀文)が施された2体の龍が背中合わせにつながり、中央には透かし彫りで一対の朱雀が彫られている。透かし部の孔に別の佩玉がぶら下がっていたのであろう。龍・朱雀の輪郭は鋭く立ち上がり、内部を填める渦文もシャープである。透かし彫りの技法は精巧を極め、龍と朱雀の継承は躍動感にあふれている。このような途方もなく手間の掛かった玉器を身につけた人間が、早くも戦国時代に居たという、中国とは得体の知れない国だ。相当の地位ある人物の殉葬玉であって、漢王朝支配層のための器物を造っていた工房の作品であろう。
中国玉器の発展は、戦国時代に至って彫刻技術の面からも造型デザインの面からもまさしく一つの頂点に達した。漢代の玉器はその基本の上に立って、新たな創造と変化を求めていく。
参照: GK-081 |




← 玉製品のページへ戻る
|