GS-073 戦国トンボ玉
時代:戦国時代(BC476〜221)  、サイズ: 高さ 2cm×径 3cm
価格: \
西アジアのトンボ玉をもとに、戦国時代独自に発展を遂げた中国のトンボ玉。
八個の七星紋、間に十字紋が藍ガラス地に装飾。銀化も余程進んでおらず美しく極めて状態が良いのは近時の中国発掘で、湿気の状況が良い場所での出土と思われる。

この時代は青銅器文化の時代でもあり、帯鈎や青銅剣の一部にトンボ玉を象嵌したものも作られている。外見では中近東産のものと似ているものもあるが、中国産の特徴は鉛・バリウムが含まれていることにより、ずっしりと重い。
初期戦国玉はファイアンスと呼ばれる陶磁器製の素地にガラスで模様を付けたものが主流で、その後絵ガラス製のトンボ玉が作られるようになった。

「戦国トンボ玉は洛陽で出土した品がほとんど」と西安業者の言。











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