透明な黄色ガラス製。壇紐。
秦印の特徴である印文は白文であって、辺縁があるという定型品。秦印の筆意は柔らかくて秀逸であり、筆画が整っている事を特徴とする。
印章は戦国時代には一般的にも普及し、秦漢時代に至ってはますます盛大に使用されることとなった。紐の穴は穿といい、綬を通して携帯するのに便利なようにしている。佩印には身分の区別・身分の栄誉を示す、不祥事を除く訓戒警告、吉を祈り福を求める、身分の表示などの六用途があった。古人は生前に携帯した印を死後殉葬した。
鉄を着色剤とした黄流璃は中国歴史博物館蔵「黄流璃j」(漢時代)が著名であるが、印章は稀少初見。
印章は方寸の空間に過ぎない芸術であるが、製作された時代の社会制度・背景を考慮するわけであって、その内容は極めておくが深い。印面は「司自定」
参照:DK-110 |