DK-895 透彫龍紋鍍金鏡
時代:戦国時代(BC453~221)、サイズ:径 12.5cm×厚さ 0.9cm
二重体鏡と呼ばれる二枚重ねの鏡。 龍紋を透かし鍍金した板(鏡背)に姿を映す鏡面用の無紋の円板を嵌め込んでいる。 (蟠螭文)紋様は10匹の龍を複雑に組み合わせ、中央は三葉紋。 二重体鏡の出土数は僅かで、知られる数は極めて少ない。古くからの日本伝世品。 ウネウネと動き出しそうな蟠螭文は鏡に期待された呪術性を存分に発揮している。 参照:DK-409