DK-894 嵌青貝・金片漆八稜鏡
時代:唐時代(AD618〜907) 、サイズ:径 22cm×厚さ 0.5cm
漆を下地とし、馬上・地上狩猟紋・草樹紋が青貝薄板で、草樹は金細片で象嵌する華麗なる作品。 馬上人物は猪を、地上人物は狐を追う様が見事に象嵌されている。 螺鈿は夜光貝を使っており、僅かな光線にあたっても光り1300年余経ても往時の輝きを保つ。 近時の開発により地上に現れ出た貴重な中国古物の有難さを思う。 西安著名青銅器収蔵家旧蔵品。 参照:DK-534