松皮菱形の幅の広い素文帯と間には兜をかぶり、盾と長剣を手に持つ武士が獣と戦い、外区の四隅には葉文が装飾され鍍金される。下地には全面に羽状文を敷き詰めた銀板を嵌め込んでいる。 この手法は山字文鏡に共通するものであり、松皮菱文自体もその表現方法の共通性から見て、山字文の変化形、または省略形であった可能性もある。 参照 : DK-572