羽状獣文の地文の上に4匹の四足獣がめぐる。一般にカンガルー鏡などと呼ばれるものであるが、想像上の霊獣。 文様の線が鈕の回りを規則的に施転する形に妙がある。羽状獣文を地文とする鏡の主文には動物文としては本鏡のような四足獣と鳥文のみが見られ、龍文は渦文地や鉤連雷文地のような細文地系統の鏡の主文として専ら頻出している。主文と地文には一定の関連があり、地域的な差異が見出される。 参照 : DK-468