透彫文様を持つ鏡背面に、厚さ3ミリほどの鏡面板を嵌め込む二重体鏡。透彫紋様は四葉文を中心として相対する龍が四頭。鍍金が施され、龍の体表面・四葉には線刻が施される。二重体鏡は春秋後期から戦国後期にかけて製作されたが、遺品は極めて少ない。すこぶる華美な作品。 参照 : DK-233 参照本:中国青銅器全集O 銅鏡