DK-329 鞘付青銅剣
時代:春秋戦国時代 、サイズ: 鞘共 / 長さ 59cm×幅 5.5cm 、剣 / 長さ 54.5cm×幅 4.5cm
価格: \

古来の戈や戟を操る馬車戦から騎馬戦となるつれ、剣が普及する事となる。剣首と剣格には細微な雲気文が陽刻される。鞘は山型の薄板を上下で合わせ細糸を整然と巻き、漆で固めている。3区に朱漆で区分けした上端と下端には朱漆で神獣雲気文が鮮やかに描かれており、普通品には漆絵は描かれておらず上級武士の品と知れる。木盆に収納状態での出土の為に鞘の状況はすこぶる良く貴重な資料。整然と細微に規則正しい刷毛目塗は、あたかも糸を巻いたように見える。片面は革帯に止まるよう一段差をつけている。先端には泌飾が着いていた跡が残る。

参照 : DK-235









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