DK-310 金貼緑松石・瑪瑙象嵌鏡
時代:唐時代 、サイズ:高さ 1.5cm×径 12cm
価格: \

裏面は純金で装飾される。外区には草花文を、内区には花唐草文を、鈕の頂上には赤瑪瑙、左右には緑松石の半球を嵌め込んで装飾する華麗な鏡。草花・花唐草は細金線で、地は鎮珠という1mmに満たない極小小金粒を緻密に埋め込む難度の高い最高峰の技術で製作されている。鈕の紐通し穴は緑松石で塞いで装飾。唐人の豊潤かつ高雅な精神世界の様相を垣間見ることが出来ると共に、唐時代の国際色豊かで華やかな文化を象徴する作品。
7世紀からのペルシャ・ササン朝美術の流入は水が滲みてゆくように唐朝の工芸品に影響を与え、自家薬籠中に納めたといえよう。長安がエジプトのアレキサンドリアにも比するような国際都市であったことは10世紀以前の東洋においてそうめったにあるものではなく、長安の大通りを異国人が歩き回ることとなった。
また唐の美術にペルシャの影響が出てくる証拠となると、正倉院の宝物を見るより無いのであって、近時新資料出土はそれらを埋め合わせる物。

参照 : DK-290








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