DK-254 鳥魚銜 銅斧
時代: 漢時代 、サイズ:高さ 15.5cm×横 10cm
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中原とは異なる填国の武器には多様な形態が見られ、近時の新資料も増し楽しい分野であり本品もその一つ。本来柄となる木棒が挿さる円筒上に、番の鴛鴦が並び一羽は魚を銜える。刃芯の中央には蛇が陽刻、円筒には菱文・雲紋・斜線文が密に刻まれ、鳥の羽文も細微であり優れた蝋の応用技術が見られると共に、身近な鴛鴦の一瞬の動きを見事に作品化としているのは見事といえよう。
土中変化による銅味が全体美しく古代金工品の魅力を持つ。填国の斧・戈にはこのように熊・鳥・兔・鹿など動物あるいは捕虜人物装飾される品がまま知られ、常に昆明人と戦いが行われていた。抜けが厳しく、作行きは優れている。鳥が魚を衢える図案は古代文物によくみられ生殖を意味し、又鳥は強く魚は弱いものであると暗示している。

参照 : DK-027DK-064







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