DK-187 鍍金香炉
時代: 唐時代 、サイズ:高さ 12cm
価格: \

蓋は三段に盛り上がり上段側面と中段の上面に花形などの透かしが設けられている。この透かしを通って炉の内部で焚かれた香の煙が漂う仕組み。炉は円筒状の身の周りに、獣面がかたどられた獣足(6本)が作り出され、それらの間には可動式の環をくわえた獣面が一つづつ鋲留めされている。この環によって、全体を吊り下げて使用する事も可能。響銅製であって鍍金が施され見映えがする美しさである。形態は唐時代の香炉の一典型であったと考えられるが、獣の造形には独特のものがある。同品の出土遺品により8世紀前半の作品と知れるが獣面・獣足の鋭い作りはその中でも一段と優れている。
この種の香炉は唐代を通じて銀や青銅でしばしば製作され、仏教儀礼ばかりでなく、上流階級の日常用具としても盛んに使用された。1987年陝西省法門寺出土の香炉、及び台のセットが著名であって唐文化の華麗な香りを醸す遺品である。錫を多く含む響銅製。獅子の頭と脚と手との組み合わせは中国では唐以前には ない着想。

参照 : DK-100
参照本 : 宮廷の栄華 唐の女帝・則天武后とその時代展







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