握部はち龍の絡み合う蟠ち文の凹凸・縄目状となり握りが滑らないよう考えられている直刀。刃身には刃身の形に合わせ3mm巾程の銀象嵌がされている。北辺遊牧民のオルドス青銅期の品であり、中原の漢民族に影響を与えている。
当時、剣は和服に似た袷の着物を外側から巻いた帯に挟んで帯びた。北方の遊牧民は、漢民族に脅威を与える唯一の勢力であった。それゆえ熾烈な戦闘も重ねたが文化的人的な交流は他よりも濃密で、中国文化に洗練と熟成のための豊かな糧を提供した。
参照 : DK-089 、 DK-043 、 DK-112 |