3本の袋状の脚に嘴状の注口。把手がついたこの形状は「れき」と呼ばれ、新石器時代の良渚文化において土器で造られている。土器も「れき」の口に水こしのフィルターがついている品が出土しており、生活器として用いられていた可能性をうかがわせている。 本品はまさに実用器として作られた品であろうが、いまだ青銅製の「れき」は初見。胴部と注口に乳頭が2ヶづつ付けられ正面から見ると鳥が口ばしを伸ばして鳴いているようにも見える。 参照 : CK-033 、 CK-006