漢時代、筵に置いて実用であった鎮子の書鎮として適当な寸法である品は、士大夫の文房具として宋時代から好まれ使われてきた。古物の持つ古代を偲ばせる幽情が好ましく座辺の愛玩品とされた。 本品は漢時代に多い虎がうたた寝する形状でもって作られている。漢時代独特の力強い造形とは相違した何とも瓢げた姿に作られ楽しい。 古銅味も魅力的な日本伝世品。 参照 : DK-079 、DK-080