CB-245 釉裏紅鳳凰文瓶
時代: 元末〜明初(14世紀後半)  、 サイズ: 高さ 20.8cm×胴径 10.5cm
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景徳鎮窯。
釉裏紅はコバルトの代わりに銅を用いて釉薬の下に絵をつける技法で早くは9世紀に試みられたが、発展する事無く衰退。元時代後期14世紀になって再び景徳鎮窯がこの技法に取り組んだ。焼成が困難であったので、様々な発色のものがある。
本品は失透気味の釉下に美しいサーモンピンク形の紅色を呈した作品。形・色・文様全て清楚高雅な中に古格を具え、特に玉壺春と呼ばれる美しい瓶形には宋磁の遺風がある。

参照 : CB-225CB-139








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