時代: 元時代 、 サイズ: 高さ 9.4cm×口径 11.3cm |
価格: \ |
景徳鎮窯。
淡く青味を帯びた艶のある美しい白磁に、碗胴部には珠取龍、内面は宝珠文、口縁部には唐草文を、脚部の竹節部には筋文を青花で描く。薄い仕上げで形姿も端麗。側面には印花文の雙龍が浮出され、透けて見える。
濃淡微妙な青料の美しさも品位を高めるに役立っているが、この青料は南方渡来のスモルトであろう。元磁の中にあっては珍しく爽快な作調となっている。元代中期を降らぬ産とみられる。
参照 : CB-080 |
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