CC-856 青磁鉄斑獅子
時代: 隋〜唐代(AD581〜907) 、サイズ:高さ 8.5cm×横幅 9cm×奥行 5.5cm
相州窯。 相州窯は北朝時代に創設され、北方地域における最初の大型磁器窯。 ここで焼成された白磁はきめ細かな手触り・造型の美しさ・釉薬の色が重厚で潤いに富んでいる。 中国における白磁焼成の先駆けとなり、唐代以降の「南青北白」(中国南方の多くの窯で青磁が焼かれるとともに、北方では主に白磁が製造されていた)の構図の基礎を固めた窯。富者の愛玩品。 磁州窯でも小品動物や人物が多く造られていた。いつの時代の小品でも鋭利な造型は中国陶磁の特色。