CC-709 澱青釉紫紅斑盤
時代: 金時代 、サイズ:高さ 4.8cm×口径 20.5cm
価格: \
鈞窯。
澱青釉上、紫紅釉を装飾する。
鈞窯の完成品が出てくるのは北宋後期1080年頃。盤・碗・皿・瓶・炉などの極上優品を製作するが、時の徴帝の官窯優遇、民窯圧迫政策のため僅か15年程で衰徴してゆく。しかし北宋は1126年に金の攻撃を受け、南に逃れて南宋時代に入る。
一方、金は准河を境に河南・華北・山東・山西省などの北部地帯を統治することになる。この戦乱のため鈞窯は壊滅的な打撃を受け、正常な活動を再開するのは12世紀末。その後、金時代80年間、元時代97年間の長期にわたり大発展を遂げた。その製作地は禹県に限らず、河北・山西省にも及んだ。







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