CC-660 青磁小判型水盤
時代: 南宋時代 、サイズ:高さ 6.6cm×横 24.2cm×奥行 18cm
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官窯。
小判形状。器の内外及び底に貫入のある青磁を施し、釉面は平滑で釉質は光沢があり、貫入は縦横に網の目のように交差している。水仙のような球根植物を栽培するための水盤。足底は無釉で、鉄色の胎土が見える。
この種の「黒釉青磁」は郊壇官窯ばかりでなく、龍泉窯の一部の窯でも焼かれていたことが明らかになった。堂々とした風格が感じられる佳品。汝窯・北宋官窯との関連が考えられる貴重資料でもある。
宋代、士大夫階級の文人意識の高まりは文房四宝・文房諸具に対する関心へと繋がり、格段の進歩を見せた。

参照 : CC-609









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