CC-649 青釉舗首三足盤
時代: 春秋〜戦国時代  、サイズ:高さ 9.5cm×径 20cm
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越州窯。
磁器は中国人の最も輝かしい達成の一つに数えられているが、その起源についてはこの30年程の間に著しい研究の進展があった。磁器の釉薬である灰釉の古い資料が続々と発見された。

1200度をこえる高い火度でなければ溶けない灰を媒溶剤とするこの釉薬は、以前は漢代に始まるといわれていたが、ずっと古く殷代にまで遡ることが明らかになった。そして殷・周・戦国・六朝とその系譜が一応辿れるようになり、磁器出現までの過程が次第にはっきりとしてきている。この灰釉陶は、殷・周の灰釉と漢・六朝の灰釉、いわゆる古越州の青磁との間をつなぐ戦国時代の灰釉陶の遺例とみられるもの。一見して明らかなように、これは銅器の形制を模したもの。
商・西周時代においては原始青磁は宮殿や高級貴族の墓からしか出土せず、財宝の一つとして珍重された。殷代には堅穴窯に改良がくわえられて、横穴窯や平窯が登場し、より高い温度での焼成が可能となった。これが原始青磁の焼成を可能にした。
青銅器の持つ重厚さは伝わっても、戦国期独特の繊細さや緻密さまで表現されている美的要素を備えた作品は希少。

参照本:平凡社版 中国の陶磁@ 古代の土器








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