CC-447 青磁刻花鳳凰文碗
時代: 北宋時代 、サイズ:高さ 7.5cm× 口径 18cm
価格: \
耀州窯。
口縁下には雷文繋ぎ文、見込中央は花文、側壁には瑞雲・対の鳳凰文を、外側は縞文を刻花する。
北宋耀州窯で造られた彫り文様の美しい青磁一群は、かって生産窯が判らず江南青磁に対する意味で北方青磁と総称されていた。しかし昭和初頭に河南省臨汝県で青磁窯址が発見されると、その製品が耀州窯系の北方青磁であったため一時期耀州窯の製品が「汝窯」と呼ばれた。その後耀州窯が発見され、北方青磁の中心的な生産地であることが明らかになった。
耀州窯青磁独特の陰影に富んだ文様が魅力的で、重量感と鋭さを兼ねた緊張感のある表情を生み出している。







← 青磁 のページへ戻る