CC-393 澱青釉紫紅斑文碗
時代:金時代(12世紀)  、サイズ:高さ 7.7cm× 口径 15.3cm
価格: \
鈞窯 。
紫紅斑は澱青釉下に辰砂釉を撒いておくと、還元して紅色を示すもので、上の澱青釉の厚さによって微妙に色合いを変えて味わいを増す。表裏全面にわたって赤・紫・青色が混じり合い、複雑深遠な妖艶、夢幻的となり、深い趣がある。これ程の紫紅斑は極めて珍しい。
斑文はむらむらと全体に広がり、紫がかったところ、紅みの強いところ、臙脂色のところ、緑色に窯変したところなど、色調に多様な変化がある。その地になっている澱青色の部分は極めて少なく、斑文の華やかさが一層引き立って見える。火度が高すぎるとこの色合いは消えてしまい、このような鮮やかな色調を意識的に作り出すことは容易ではなく、遺品が少ないのはそのため。
紫紅斑の美しい鈞窯の代表作として名高いデイヴィッドコレクションの澱青釉紅斑文瓶が知られるが、紫紅色の多様さはそれ程でもない。
香港著名収蔵家長年月秘蔵惜譲品。

参照 : CC-355CC-344
参照本 : 中国陶磁の至宝 英国デイヴィッドコレクション







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