CC-357 青磁鎬文百合口不遊環瓶
時代: 南宋時代 、サイズ: 高さ 24.5cm× 胴径 13.7cm
価格: \
龍泉窯。
口は六弁花をそれぞれ三稜に分け、高台まで稜をとる。頸には環を銜える獣頭形の耳が付く。潤いのある灰青色の釉は、粉青の趣きが濃く、釉は削りの深浅に溜り濃淡が美しい。龍泉窯が南宋官窯にならって、独特の澄明な砧青磁を焼き始めるのは12世紀末頃から。
もともと官窯青磁は文様を器の表に表すことを好まなかった。そこで砧青磁も自ずと無文が基本体となったが、控えめには文様が施され、蓮弁文様と鎬文様はその代表的な文様の一つ。
各部の均衡が実に見事で姿の美しさは逸品といえる。元・明を通じて龍泉と景徳鎮は繁栄を誇ったが、明末に至って龍泉窯は亡び、雨来景徳鎮の一人天下となった。

参照 : 中国歴代陶瓷選集 台湾鴻禧美術館








← 青磁 のページへ戻る