CC-197 青磁鳥魚文碗
時代: 北宋時代 、サイズ:高さ 4.3cm×径 12.5cm
価格: \
耀州窯。
見込中央には魚、外区には四羽の鳥(それぞれ造型は相違し、つがいの鴛鴦と水鳥)が蓮花の間を泳ぐ。空間はびっしりと波文で埋められている。蓮には良縁を祝し、子孫繁栄を願う意味。鴛鴦は男女の情愛の深さをもって吉祥の寓意文様を表わしている。片切り彫りはきびきびとして艶やかなオリーブグリーンの釉の濃淡が織りなす諧調は極めて美しい。比文様は類例が稀。この釉色は五代から北宋初期に燃料が薪から石炭に変わったことによって生み出されたと考えられている北宋初期の作品。

耀州窯では唐時代には黒釉や三彩などを生産しており、晩唐の10世紀頃に青磁を作り始めた。宋時代になると深い刻花や型押し文様の有る器にオリーブ色の光沢がある透明性ガラス質の釉を施した青磁を専門的に生産することとなる。小山富士夫の「宋磁」と題した名著があり、それは中国宋時代の古陶磁を総称した言葉であり、宋磁全般に対する感心が大いに高まったのは20世紀に入ってから。現在古くからの伝世品のほかに、新中国から優品の宋磁が我国にもたらされている。窯場である陝西省銅川市が五代初めの923年になってから耀州の管轄に置かれた為耀州窯という。







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