CC-132 青磁三足洗
時代: 北宋時代 、サイズ:高さ 5cm×径 14cm
価格: \
汝窯。
短い獣足のついた洗。口縁の外側に2本の突状堆線がめぐっている。釉は天晴色。底裏には小さい目跡5ケが円形に残っている。青磁三足洗は北京故宮博物院の伝世品が知られる。この釉色の汝窯は鴨の卵穀の青色に似ている事から「卵青釉」とも呼ばれている。
汝窯は定窯とならべ称せられる北宋の名窯であって定窯とともに禁中の御器を焼進した窯として知られ、北宋時代には華北製陶の一大中心地だった。中国陶磁の至宝とされている汝官窯もここでつくられたと伝えられる。かつては北方青磁の優品を全て汝窯とみなしていたが、耀州窯が北方青磁の主産地で汝窯以上に重要な窯であることがわかった。渋い深い釉調。引き締まった鋭い造形。宋磁のうちでも特に芸術的に迫力がある優れた焼物であり定窯にかわって汝窯が禁中の御器となったという意味もよくわかる。
土大夫の嗜みとしての文房具の良品がこの時代は種々造られている。形状は漢代の銅器を模したものであろう、徽宗帝は収集した古銅器などを図録・宣和博古図にまとめさせたが、これが陶磁器の器形に影響を与えた。汝窯の窯址清涼寺村の農民より近時購入。宋王朝の官窯製品となった青磁は玉の色合いを再現しようとしたものともされ漢民族の精神性に深く関わる釉色に静かな美しさをたたえた中国独特の焼物といえよう。








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