CC-128 青磁鉢
時代: 宋時代 、サイズ:高さ 6cm×径 19.5cm
価格: \
耀州窯。
釉は濃いオリーブ色。なんと珍しい図柄であろうか。瑞雲の中、内面一杯に大きく羽を広げ飛翔する鶴の背に、天女らしき女性が乗る。女性は鳳凰の冠を乗せ、彼方をキッと見据える。故事に基づく図柄であろうが、崇高な雰囲気を漂わしている。片切彫りによる手慣れた刀法も淀みなく、陶工技が冴える。耀州窯の図柄は本来それ程多種類ではなく、唐子図柄は特に喜ばれるが本図は稀少資料。
北宋に入っても暫くは越州窯が優れた青磁を生産していたが中期以後は耀州窯に取って代わられたわけで、劃花・片切彫も越州窯の技法を受け継いでいる。 耀州窯は北方青磁の花形であって「巧みなる事は範金の如く、精なること琢玉に比す」というのは耀州青磁の制作技法の素晴らしさに対する最高の表現。乗鶴仙人図とでもいう図柄であるが、鶴仙人の名は後漢の費長房といい竹杖に騎乗して飛行したといわれ、明中期頃の染付磁器などにこの説法が描かれた品があるし、鯉に跨る「琴高仙人」竜に乗る「呂洞賓」などと同様目出度い長寿の図柄として使用されている。仙人飛鶴の図柄は耀州窯と宋時代の越州窯だけに見られるもの。(上海博物館に小品が知られる)香港著名収蔵家旧蔵品。







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