CC-115 青磁仏龕
時代: 元時代 、サイズ:高さ 22cm
価格: \
龍泉窯。
観音を主尊とした仏龕で礼拝を目的として作られたのであろう。観音や羅漢の単独像は、明時代の徳化窯(福建省)のものが有名だが、龕ごと焼き上げた遺例として興味深い。龕のアーチ部分に雲気の造型化と思われる弧形を組み合わせた装飾が目を引く。
この部分を始めとしていくつかの部分品の貼り付け・組み立てによって完成されている。観音は露胎して茶褐色を呈する。手前には蓮華座に乗る左右の唐子が観音を拝んでいる。背部に2ヶ所丸穴が有る。観音は型作り。観音が坐す部分より下は筒状で、内側は施釉されている。畳付は露胎し、茶褐色。
細微に作られている観音と元時代以降の龍泉窯の製作特徴である器胎の厚さ、刻花技法などに見る鷹揚な粗さとが併存して特異な趣を発している。又、この造形ゆえ、日本に遺品は少ない。
雲の先端2ヶ所小欠損。







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