CC-090 紫紅杯
時代: 金時代 、サイズ: 高さ 5cm×口径 9.3cm
価格: \
鈞窯。
八角形の珍しい形。紫紅色は天青色の釉面に雲のように浮かぶ斑文として使用し、装飾効果をあげているのが普通であって。表面側にのみ施釉した品は稀少。内面は澱青釉「蚯蚓走泥紋」が走り、全体風化している。
高台内は澱青釉がかかり高台は淡褐色で釉がかかる。

鈞窯の杯はその内外面に美しい紅斑の表れたものは特に珍重され、世界的に市場価も驚くほど高い。
鈞窯の窯は、河南省禹県一帯で百基ばかり発見されており、華北が女真族に支配された後も焼きつづけられた。






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