CC-073 青磁貼花双魚文洗
時代: 南宋〜元時代 、サイズ: 高さ 4.5cm × 口径 18cm
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龍泉窯。
この洗は漢代の青銅魚洗の様式を模倣したもの。
砧手の釉調が極めて美しい。双魚文を見込みに貼付けた洗は、さまざまな寸法のものが日本に将来されている。その中にはこの洗のように、鐔縁に把手をつけるための穴を最初から一双うがっているものが、とても数は少ないが有る。
墨付きを除いて全体に美しい粉青色の青磁釉が施されている。見込立上り部には鋭い線刻で唐草文がぐるり施され、あたかも波間に泳ぐ双魚の感が有り涼気感が有る。子孫繁栄を表す吉祥文様である雌雄の魚の造作も丁寧入念であり活々としている。明時代の書籍「格古要論」に「有一等含底有双魚、盆外有銅テツ環」と記載され本来、銅環をこの孔に取り付け、使用された事がわかる。上海博物館蔵品が知られる。

※ 1984年西武美術館開催
「上海博物館所蔵 中国歴代陶磁展」カタログ No.66






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