CC-072 青磁飛鳳文盒子
時代: 五代〜北宋時代 、サイズ: 高さ 6cm × 口径 14cm
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越州窯。
越州窯は後漢時代、ほぼ2世紀頃から青磁の生産を始め、北宋に至るまで青磁生産の中心として君臨した。五代時代(10世紀)には当地の君主、呉越王・銭氏の保護を受けて瀟洒な作品を作りだしている。この盒子もほぼその時期の作品。

蓋表には中央に飛鳳。唐草文・周辺には放射状の刻線を表している。撥高台と呼ばれる外開きの高台もこの時期特有のもの。同一文様の盒子がMOA美術館に収蔵され、大谷光瑞の愛蔵品として知られる。






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