龍泉窯。 おっとりとした姿の深めの碗。胴の外側に二重の蓮弁文を浮彫で表し蓮弁の中央を高く残して削り出し、鎬が立っているという意味で鎬文ともいう。鎬文が厚い青磁釉の下に沈んで、一種特有の鋭い気分をもった文様となっている。
全体を包む明るい青緑色の釉調は、最も優れた青磁ができたころのもので、この手を砧青磁と呼ぶ。特に内面の美しさは格別。品位の高い碗。
参照: CC−062