龍泉窯製。
この造型の花生はまま見られるが、本品のように砧色に美しく発色した物は初見であり、又、飛青磁である事、二重の珍品稀品。
玉壷春と呼ばれる瓶に比べ、幾分胴の丸みが強くなく、頸の反りも少ない形。頸には、角形の耳が弦文横に、丸環が普通品より大きく付く。鉄班は黒色から褐色へと変化が有り、又、
飛ばされた位置も絶妙で極めて美しい品となっている。掌中の宝といえよう。極最近、成都市墓室より対で出土。かつてないこのような品が将来される中国の驚異。龍泉窯は何百という古窯址があるとの事で北宋初期から邇来連綿と、夥しい
数量の青磁の焼産を続けた為、遺品も多いが愛玩に足る品は少ない。 |