景徳鎮窯。
明末に連絡する五彩磁器で康熙五彩といわれる品。明代の五彩とは違った清析で自由な絵画風の文様表現をもつ。
口縁は「口紅」と呼ぶ酸化鉄の顔料を施し、空間の多い絵を引き締めている。
17世紀末から18世紀初頭、後期30年代から40年代にかけての民窯の輸出磁器。日本の有田の輸出用色絵磁器を摸倣したものが多い中、特に柿右衛門スタイルの影響が強くあらわれたものがある。この傾向はその後も暫く続き、18世紀前半の輸出磁器の主要な部分しめた。
「世界陶磁全集 15 清朝」 (小学館発行)の164頁、東京国立博物館蔵広田松繁氏寄贈の同品が掲載されている。
参照本:東京国立博物館 広田不孤斉コレクション |