CJ-171 黒釉掻落唐子文盒
時代: 金時代  、 サイズ: 高さ 7cm×径 9.5cm
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磁州窯。
総体に薄く黒釉を掛け、模様を削り出している。上面は蓮池の中、蓮花を持ち座す童子を。上下側面は波文を線刻する。内面上下とも白釉が施されている。蓮や宝相華の枝を持ったり、唐草の中に遊ぶ唐子の図は、青白磁や耀州窯青磁にも多い。中国では早く漢代より家中に子の多いことを願い近世、百子図の屏風は嫁入り道具とされた。明清の工芸に唐子図が氾濫するのは周知の通り。これなども元気な子供を授かる願いを込めた吉祥の図柄。









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