| ● 時代 |
: 南宋時代(12〜13世紀) |
| ● サイズ |
: 高さ 11cm×横 38cm×奥行 18cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
磁州窯。
側面は白化粧の上に褐地を塗り、鉄絵と白絵土により文様を施す。鉄絵に褐彩を加える手法は容器類ではかなり後になって流行するが、枕では早くから用いられた。枕にはそれほどに作風の変化が要求されたのであろう。背は平らに成型され、窓絵芦・鳥文が鉄絵で描かれている。鼻腔には2個穿孔し、空気穴としている。
上海美術館蔵類品に、底裏に「大定二年(1162年)六月廿六日張家」の墨書が知られる。
磁州窯の虎形枕には多くの作例があり、一つの形式としてかなり長期にわたって焼かれた。大観2年(1108年)に黄河の洪水で埋もれた町−河北省鉅鹿の遺跡から出土した陶器は、陶磁の磁州窯作品の基準となっており、その中にも多くの陶枕が含まれ、住民の実用品として民間に盛行したことが裏付けられているし、唐宋以来の出土枕はことに宋代磁州窯系の作が多く、身近な生活用具の常として祭器などにはない自由な意匠が楽しめること・他器物に比べ廉価な事もあり早くから蒐集の対象とされている。
参照 : CJ-065
参照本 : 平凡社版 「中国の陶磁 7 磁州窯」 |
| ● 時代 |
: 宋時代 |
| ● サイズ |
: 高さ 18.5cm×胴径 19cm |
| ● 価格 |
: \ 問い合わせ |
磁州窯。
笠状の口縁部を持ち吐魯瓶と呼ばれる酒瓶。大きく膨らんだ胴面の前後木瓜形の中、牡丹花と呼ばれる「金馬玉堂三文子土清風明月西閑人」、肩部には雷文が鉄絵で描かれる。
民衆の需要に応え、日用の器を量産した民窯の磁州窯らしく、詩文の一句を器面に表わして楽しんだ民衆の喜びが表現される。近世的な好みは花鳥を器飾として取り上げる一方で、ようやく広がりを見せ始める詩文の一句をのせて楽しむほどになっていると言えよう。肩から胴にかけてのこんもりした丸さが持ち味で、外見よりはずっと容量があろう。封栓をして鈕を掛ける為の口づくりとなっている。
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