CJ-121 白地掻落唐子牡丹文梅瓶
時代: 北宋〜金時代(11〜12世紀)  、 サイズ: 高さ 38cm×胴径 17.5cm
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磁州窯。
素地は鉄分を含んだ胎で、素地にたっぷりと白化粧を施した上に掻き落して文様を描いている。肩には捩り状の花弁文を巡らせ、胴面には童子と牡丹花と蔓草を掻落し、裾は蓮弁文を刻花する。文様はふくよかで気楽な仕事ぶりながら、素朴で明るい作風の磁州窯を特に日本愛陶家から親しみをもたれている。
掻落の手法もよく手慣れたもので、のびのびとした仕事ぶりをうかがわせる。北宋末期の華北民窯の作風がよく示されているといえよう。








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