CJ-112 赤絵花鳥文碗
時代: 金〜元時代 (13世紀)  、 サイズ: 高さ 6.3cm×口径 16cm
価格: \
磁州窯。
民衆の日常の用に供するために焼かれた器であり、我国では宋赤絵の名で親しまれている。草花を始めとする身近な題材を描いたものの他、様々な吉祥句があらわされた例が知られる。鳥の様子が極めて生き生きと描かれ、雅味有る愛すべき作品。この手間の掛かる赤絵は特別な品であったようでその生産量は少なく、また仏像などの特殊な品目を除くと小品に限られていた。
多くの場合、赤で文様の大部分を描き、緑や黄色の上絵具を彩りに散らすという手法によっている。近時蒙古カラホト近郊出土。未洗浄。







← 磁州窯のページへ戻る