CJ-102 白地鉄絵龍鳳紋梅瓶
時代: 金時代(12〜13世紀)  、 サイズ: 高さ 40cm×横 17.5cm
価格: \
磁州窯。
この形式の瓶は宋から金代にかけて、南北各地の窯場で広く焼成されている。 胴面を大きく線条で3区に分け、上段には前後に開光式龍鳳凰文を、中段には蓮花文、下段には牡丹唐草文を鉄絵で描く。軽妙・速筆の勢いある描きなれた筆致で、余白なく充填している。磁州窯の画工達は鉄絵の簡略化を進め、その中から新しいモチーフを発見し意匠化していくが、その先駆け作品。
我国には先人達の審美眼でもって優れた磁州窯作品が多く、緻密な絵画的作品は少ない。

参照 : CJ-057







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