GK-1506 瑪瑙杯

時代:唐時代(AD618~907) 、サイズ: 高さ 4.5cm×口径 9.2cm

価格:¥ 問い合わせ
唐代には器物の素材として玉・水晶・琥珀・瑪瑙・緑松石・トルコ石など各種の貴石が頻用され、意匠や技法と共に素材の上でも多種多様な展開を示し、美術工芸の分野に於いてまさに百花繚乱と形容される活況を見た。
当時の国際性と進取の気風のなせる現象でもあった。

瑪瑙の一石を刳り貫き表面を丹念に磨き上げて整形されたこの杯は、色彩と縞模様とが織り成す瑪瑙特有の肌合いがよく活かされた上質の出来栄えを見せる。
特に珍しく高級品とわかるのは3足が削り出されている事。貴人宅などで貴酒をたしなむ酒盃の類。

参照書籍:唐皇帝からの贈り物















参照本:「唐皇帝からの贈り物」
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