GK-680 透彫玉壁連結環
時代: 漢時代  、サイズ: 長さ 30(伸長時 44)cm×横 19.8cm×厚み 1.5cm
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円環の上部には双鳳凰と踊人物が透彫り装飾され、円環内には壁が納まる構造。壁は瑞雲文が刻され、その内にはち龍を浮彫りした円環と中央にはち龍を透彫りした小円環を嵌め込む。二つの円環はち龍の頭・尻尾部3ヶの突出により支えられ回転する。 さらに大円環の下部には玉心棒を通し、壁と一体となる獣面部に繋がり回転することにより吊下げとなる。円環は全体内刳りとし、表面は瑞雲を刻し、アマルガムを象嵌する。円環の内側に多くのベンガラが付着残存する。

玉器製作には、鋸による裁断・研磨・穴開け・彫刻・艶出しなどの複雑な工程を経る必要があり、一つの玉器を作るのに少なくとも10日から半月、長ければ年単位の時間が掛かったといわれる。「詩経」の「切するが如く、磋するが如く、琢するが如く、磨するが如く」という詩句は、およそこの時代の玉器製作技術の複雑さと困難さを反映している。朱砂が全体にまぶされていた痕跡が残る。類品を見ない富家の品。

公式には漢使がウテンから玉を持ち帰って武帝に献上したというが、民間ではもっと早くから交易という形でホータン玉が中原に入っていたのは殷虚の玉器が崑崙の玉であることからも知れる。

参照 : GK-353GK-316








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