GK-298 玉佩挿屏
時代: 清朝時代(18世紀) 、サイズ: 高さ 10.5cm
価格: \
良質な青玉杯でもって挿屏とし文房飾としている。色違いの茶色部分を残し、模様を彫刻する巧色技法で花鳥を厚肉彫している。裏面は瑞雲と「世伝」銘を刻む。巧色ははるか漢代玉から伝統の彫琢技法であり、瑪瑙彫に多く適用されている。文房諸具に見られる玉製品は、机上の雰囲気にえもいわれぬ静謐・清浄な気を醸すもので好ましいもの。
18世紀清朝時代にビルマ(現代のミャンマー)から硬玉(翡翠)材が移入され、古代からの西域で産する。軟玉加工技術がさらに高度に精緻に進化し遂げていく。佩は古代より服飾のアクセサリーであり数千年の歴史を持つ佩は美徳を意味し、地位や富を示す象徴として清代の富貴女性が祝い事の装いや普段着に用いた。明窓浄机という言葉があるが、明るい窓清浄な机の上に文房具を飾って鑑賞愛玩する事は文人の趣味生活であり、見識でもあった。
時に友人を招き共に書画を鑑賞し文房具を清玩することは精神を涵養する上で重要な意義を持っていた。中国での文房具評価が高いのはこのことから理解できる。







← 玉製品のページへ戻る