動物を捕獲する態様を表現する西周玉は平板と立体と両方が造られている。体表は雲紋の線刻が、口部は歯を剥き出す左右に鋭く貫通する穴が施される。西周独特の簡潔な造型ではあるが生動感がある。青玉製であり、体後部は湿潤により褐色泌、角は悪霊を突く力があると信じられた。
西方の古代文明や騎馬民族では金が最も貴しとされたが、古代中国で最高の価値が置かれたのは「玉」だった。その玉は主にホータンで採れた。ホータンの玉は紀元前13世紀頃の殷墟墓からも出土しており、ホータンから殷墟までは3000キロ以上あるがすでに3000年以上前から崑侖の玉は東へと運ばれており、絹の道は「玉の道」として始まったといえる。 |