GK-121 玉龍佩 一対
時代: 戦国時代 、サイズ:横 17.5cm
価格: ¥
青玉で作られており湿潤による風化で全体に白化している。表面は粟紋で表裏を飾っており、一対で残るのが嬉しい。戦国時代には変化に富んだ龍形の玉佩が数多く作られ龍形玉佩の多くは「S」字型を呈しており、「S龍」はこの時期の龍形玉佩の別称となっている。
大型の佩玉は春秋時代には見られず、戦国晩期になると散見されるようになる。礼制を整え始めた戦国諸侯の威力を背景とした産物といえよう。龍のうねるような形姿と平面に刻まれた穀文の対比は手にする度に人の目を楽しませてくれる細工である。






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